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語学力を劇的に伸ばす方法②:イメージトレーニングと振り返り


前回紹介した“語学力を劇的に伸ばす方法①”に続いて、もう一つおすすめの方法をご紹介します。それは、

「シーンに応じたイメージトレーニング」
「その日にうまくコミュニケーションが取れなかった場面の振り返り」

です。

私は今でも続けていることですが、移動中や時間があるときにシナリオを考えてイメージトレーニングを行っています。例えば、朝食後の配薬時のやり取りについて、どんな会話が考えられるかを想像します。「おはようございます。朝食は済みましたか?どのくらい食べましたか?昨日はよく眠れましたか?」といった質問を英語でどう表現するかを考え、それを頭の中にストックしていきます。そのストックがある程度貯まると、実際のコミュニケーションもスムーズになり、「うまく伝わった!」という成功体験が自信につながります。


また、その日にうまくコミュニケーションが取れなかった場面を振り返ることも非常に重要です。私の勤務中の経験を例にして説明すると、

状況:

通行人が夜間に駐車場で倒れている人を発見し救急車要請。発見者から話を聞くと何が起こったのか、どのくらいそこにいたのかは不明、発見時は意識はなかったがその後回復、数回の嘔吐あり。救急車到着時には見当識障害あり、本人は何が起こったのかは全く覚えていない。発汗・縮瞳があったので薬物摂取による急性中毒を疑ったのですが薬物摂取した痕跡らしきものは見つからなかった。

この時私は緊急度や搬送先の判断に自信が無かったのでセンターに指示を仰ごうと思い電話で状況を説明しました。何とか伝わり指示をもらう事は出来たのですが、予想以上に時間がかかってしまいました。


その出動の後、すぐに「どう説明すればよかったのだろう?」と考え、分からなかった単語をすぐに調べました。これによって「次からはもっと上手く説明できる」と自信が持てるようになります。今でも毎日の様に、思うように上手く説明できなかったり、予想以上に時間がかかってしまったという経験をしますが、その度に「今度はこう言おう」と復習します。この繰り返しによって、単語や文章のレパートリーが増え、イメージトレーニングを続けることで応用力も身につける事ができます。

語学力は一日で飛躍的に伸びるものではありません。

「上手になった。」という実感がない期間でも、勉強を続けていると、ある日突然「あっ!私、喋れてる!」と感じる瞬間が訪れます。

手応えがない期間でも、「いつか上手に喋れるようになる」と自分を信じて、ぜひこの方法を続けてみてください。


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